元カープ緒方監督に私たちは「見事にあざむかれていた」

なぜ私たちは緒方孝市に「見事にあざむかれていた」のか。退任後に明かされた闘将の実像


~中略~

緒方さんは本の出版を引き受けたわけだから、熱意がないわけではないだろう。しかし世の中にはマネジャーや周囲の人にそそのかされて渋々オファーを了解したという人もまれにいる。

もしも緒方さんが積極的ではなく、取材を面倒に感じている方だったらどうしよう……。

そう不安になってしまうのには、理由がないわけではなかった。というのも監督時代、緒方さんがマスコミに対してあまり積極的な態度をとっていなかったことを私は知っていた。テレビでインタビューに答えて長々としゃべっているような映像など見たことがないし、印象としてはかなり寡黙。そして闘将と呼ぶのが相応しいピリピリした雰囲気……私にはむしろ緒方さんはメディアに対して壁をつくっているように感じたし、どう見ても話すことや伝えることが好きなようには見えなかった。

お会いしたはいいが、何もしゃべってくれなかったらどうしよう。言いたいことなんか別にないと突き放されたらどうしよう……考えれば考えるほど不安は尽きず、緒方さんと対面する前の晩、私は緊張で眠れなかった。

しかし、私の予想は大きく裏切られた。



・不器用だったけれど、熱い監督だった。そして愛情にも溢れていた。緒方さんはそんな監督。しのぎを削るプロの世界で3連覇するのは並大抵ではない。

佐々岡監督は人がいいけど、厳しさが足りない。でも今シーズンは河田コーチが加わった。バランスは良いかもしれない。



→緒方さんが不器用という印象も、佐々岡さんが厳しくないという印象も
本当なのかは分からない









→緒方の厳しさも2019年では批判の対象になっていた。正解はわからない。



ホテルの部屋で緒方さんは自分がどんな本をつくりたいか、熱い口調で語られた。ビシッとスリーピースを着込んだ緒方さんは見慣れたユニホーム姿と違ったが、そこにいたのは私がテレビで見ていた、人を寄せ付けないオーラを出していた監督の姿とも異なるものだった。

そして緒方さんの口から意外な一言が発せられた。その瞬間、私は「えっ!」と驚いたし、この人の話をもっと聞きたいと思った。同時に編集者の性として「この本は絶対面白いものになる」と確信した。

その部分を緒方さんは著書の中でこう表現している。

たとえば監督時代、私はマスコミと一定の距離を保つようにしていたが、そういう姿を見て私のことを無口で不愛想、気難しい人間だと感じた人が多かったようだ。確かに私は陽気でおしゃべりなタイプではないが――そういう意味では寡黙なイメージの強かった三村監督と近いかもしれない――それは性格的に人見知りしてしまうというだけであって、別に笑わないわけではないし冗談が嫌いなわけでもない。

https://www.hiroshima-athlete.com/articles/-/1188
 

・今思うと、良い監督だったな



・緒方さんも辻監督も不器用なんだけど、まじめで身内に甘すぎない。
佐賀県人のいいところを抽出した感じ。




しかし監督を務めるとなると話は別である。私が怖れたのは取材などで必要以上にチームについて話すことで、相手に情報が渡ってしまうことだった。現代の野球は高度な情報戦と書いたが、そうであるならばこちらの手の内はなるべく向こうに見せたくない。私が上機嫌なのか、はたまた動揺しているのかといった本音もポーカーフェイスで知られない方がいい。

その結果、私はマスコミに対して極力情報を出さないようにした。緒方孝市という人間は近寄りがたいキャラクターであるように振る舞おうとした。あれは勝負の責任を背負う組織の長だからこそ創り上げた、職業上のスタイルなのである。

(全文はリンク先)


・数少ない連覇を経験した監督の中でおそらく1番過小評価された監督さん

野村謙二郎の遺産で勝ったとかこいつの功績じゃないとか言ってたカープファンは今のカープを見て何を思うのだろうか



→悪いけど、大多数のカープファンは緒方さんの事を過小評価なんてしていません。文句言ってたのはごく一部と、何よりカープアンチを含めた煽りですから。



→実際にノムケンの遺産は大きかったからね。連覇の基礎はノムケンが作ってた。特に野手の育成に関しては。そして緒方の一年目の采配やマネジメントが酷かったのも事実。

でも、そのままでは終わらなかったのが緒方のすごいところ。モチベーションをあげるスキルを身につけてからの躍進は周知の通り。選手だけでなく、監督も成長できるということを教えてくれた。

さて、佐々岡はどうかな?緒方のように成長してほしいところだけど。



・愛情があるからこそ手が出る
今の時代にそぐわない事でも、あれは昭和産まれの自分にはよくあった事よ



→確かに我が子だから叩くことある。
憎いからではない



→野間選手というかわいいバカ息子がやってはいけないことしたからねぇ。今の時代暴力はあかんけど、手を出してしまう心中はものすごくお察しいたします。



・FAの時に確実に巨人と言われながら残留したのは男気を感じた。
だけど、その後は怪我との闘いで最終的には1500安打止まり。選手時代も優勝は1度だけで、オールスターも1度だけの出場

その緒方孝市が3連覇の監督として名声を得られたのはファンとして本当に嬉しい



→1500安打は素晴らしい成績。

しかし、怪我がなければ確実に2000本以上の安打を打っていたでしょうね。



・緒方さんはもう1回(監督を)やるべき。
巨人ファン。



・マツダスタジアムで菊の一塁帰塁をめぐって審判とやりあった熱い闘志が懐かしい。
ああいう監督が少なくなったな。



→リクエストができてから監督が抗議することが極端に減ったのが理由かと。判定に不服があるならビデオで確認すればいいからね。
ただ、菊池のときは恐らく監督の主張が審判に伝わっていなかったから猛抗議になったんじゃないかな。






・最初のリーグ優勝の時、東京ドームで観戦しました。優勝監督インタビューでの「25年お待たせしました。おめでとうございます!」を忘れられません。



→私も忘れません。
東京ドームに響いた地鳴りのような歓声!
そしてそれを引き出してくれた優勝監督インタビュー。緒方監督ありがとう…感動して涙した日を思い出しました。



・緒方ほど分析力に長けていた監督はカープにはいない。
遅くまで球場に残って対策を練っていたという話をよく聞いたが
本当に頭の下がる思いだし、また監督をやってほしいと切に願う!



・たるんだ組織を引き締めるには必要な存在



・マスコミ受けが悪いからメディアのネガティブキャンペーンの餌食にされてた感じすね。



・緒方さんは短期決戦に強ければ、名将としての評価がもっと上がっていたでしょうね。



・日常社会でも思うけど、トップは多少の威厳と近寄り難さがあった方がいい。

あと日本シリーズ直前の会見とかも、ファンの方が結構緊張してるのに緒方さんはいつも通りで安心したというか、心強かった。結果負けてしまったけどあの会見でなんかいつもと違ったらこっちまで不安になる。

戦術云々とかそういうのはもっといい監督いるかもしれないけど、態度とか威厳とかはまさしく監督としてあるべき姿を示していたと思う。



・本を読んだけど、野球ファンが知ってる緒方孝市のイメージと、実際に緒方孝市が考えていたことが、ぜんぜん違うな、という感想で、とてもおもしろかった。

愛犬の話もよかったな。最期はよくはないんだけど。。いや、あれでよかったのかな。。。



・「去年(監督1年目)の俺にはバカだと言ってやる」

これがすべてかな



・欺かれていたのではなく、本質を見ようとする気がなかったのでは

緒方さんが清廉で真っ直ぐな人柄だということは現役時代からいくらでも見て取れた
監督1年目から2年目に移ったとき「意図的に」選手やメディアに対して壁を作ったことは、その意図とともに見て取れた

戦略が緻密に計算されつくされたものであることも、数少ない発言の中に、特に2016年シーズンオフのインタビューに見て取れた

叩いていたファンは、何も見ていなかったし見ようともしていなかった
それは監督が変わろうと、今後も同じだと思う



・佐々岡の次、再登板あり得る。



・野村前々監督とか、黒田とか前田とか新井とか、他のカープゆかりの人の書籍も読んだことあるけど、緒方のこれが一番読み応えありました。

監督としての緒方が好きだった人も嫌いだった人も、読んでほしい。






・奥さんが「この人いつ寝てるんだろう?」って思うくらい仕事をしていた。落合さんも寝る時間を削って仕事していた。やはり監督は激務だね。それくらいやって初めて結果が出る。



・緒方氏は監督在任中、監督になりきるためにある程度の監督像を演じ続けていた訳だ。
プロ野球の監督は想像以上に心身ともに重労働なんだな。





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